The road Orz passed by 2026 年 07 月

07 月 12 日 ( 日 )

Dive #175 今の沖縄のダイビングシーンって

ヤスさんというガイドさんが note にダイバーにとってためになることを、いつも書かれているので購読している。

10 日にも、いつもどおり更新があった。でも今回だけは引っかかるところが……

「僕自身も26年間ガイドをしていて、何回オクトパスを渡したか覚えていないくらい数多くあります」

というところを読んで、え?と声が出てしまった。

現役期間が短かったとは言え、ぼくはその経験はただの一度もない。

なんでかというとゲストのエアーは割と高頻度でチェックしていたし、50 残せるようにガイドをしてたし、パニックになりそうなゲストには、そうならないように早期に介入していたから。

そもそもぼくのゲストは、きちんと残圧管理をしていたし、ヒヤリハットはあっても幸いなことに完全にコントロールをロストするほどの典型的なパニックにまでなる人はいなかった。ゲストの機材も定期的にオーバーホールするように指導していたので、機材トラブルもまったくなかった。

やっぱり沖縄は一見いちげんさんが多くて、そうなってしまうんだろうか。

そうだとすると、なんかやっぱり沖縄のショップオーナーさんやインストラクターが気の毒に思える。現在のダイビングシーンのひずみを一身に引き受けざるを得ない状況に置かれてるんじゃないだろうか。

串本も似たようなものなのだけど。

とはいえ、都市型ショップや本州のサービスでは、やはり主要なお客さんは常連さんになる。常連さんとはお付き合いが長くなるので、腰を据えてレベルアップをしてもらえるし、きめ細やかなアドバイスや指導もしやすい。

でも都市型ショップや本州のサービスで講習を浮けてすぐに沖縄、海外に行ってしまって二度とお店に還ってこない浮き草のような人は……やはり沖縄や海外の難しいポイントに適応するのは難しい。

たしかにオープンで最低限のスキルは一通り学んではいる。だけれどもダイバーとして必要条件は満たしていても、十分条件には程遠い。そんなまだ十分にスキルも判断力も身についていない人たちがそのまま沖縄や海外に行くことになる。

一番トラブルがが致命的になりやすい経験層の人たちが沖縄、海外に殺到しているんじゃないだろうか。

沖縄にダイビング中の事故が集中してるのって、そういうことなんじゃないだろうか。もちろんゲストダイバーの母数が単純に大きいっていうのもあるだろうけど。

たまにガイドのレベルがどうのこうのって言説を見るけれど、ぼくが知る限り沖縄のインストラクターがレベルが低いなんて感想を持ったことがない。それどころかこの人はすごい、と尊敬できる人もたくさんいる。

ネットでよく見かけるイントラクターのレベルがどうのこうのって言ってる人たちってどういう人たちなんだ?本気で言ってるのか?

さっきの note の記事に戻ると、ぼくはガイドがインシデントやヒヤリハットすら起きていないのにオクトを渡すのが前提になってるのがそもそもおかしいと思う。

そう思うんだけど、そんなおかしなガイドの行動や発言が必要なほどに、準備がまたく整っていない人たちが、現地に殺到してるってことなんじゃないか?って思えてならない。

本当はどうなのかを知りたい。知ってどうなるものでもないのだけれど。

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