串本海中公園の X アカウントで大きめのニュースが飛び込んできた。
ザトウクジラの子どもの死体が洋上を漂っているということだった。
腐敗してるのかガスで膨らんでる。話には聞いていたけれど。あまり近づきたくない。破裂して腐肉やらが飛び散ることがあると聞く。それらの腐肉や骨の破片が当たって怪我をすることがあるとも聞く。
生物の生死の尊厳以前に身の安全を最初に考えるから。
今朝、のセンターウェルさんも、この子ザトウクジラの遺体のことを Instagram に投稿されていた。
動画は Instagram ではなく、センターウェルさんの YouTube アカウトのもの。
ザトウクジラ
— 赤鯱はるな (@HARUNA_KATSU) December 6, 2025
串本歴40年の俺でも
あるようでなかった事が
今日遭遇する事に
最終ダイビングが終わって
港に帰る途中に何やら黒い物が
イスズミ付近に浮いていた。
もちろん船を走らせ近寄ると
なんとなんと8メートルぐらい
のザトウクジラの子供の亡骸
だったのだ。
その付近にサメが泳いでて…
赤鯱さんのダイビング日記にも書かれているし、 X への投稿ではイスズミ礁の辺りで漂っていたと記載されている。
イスズミ礁のあたりを漂っていたということなので、たぶん有田港を入出港する店は嫌でも見つけてしまうのだろうけど、袋港を入出港するボートは、導線がまったく異なるので、気がついてないかもね。
イスズミ礁というと串本海中公園沖になるので、袋港を起点とするボートにとっては、若干西に寄りすぎている。袋港出港のボートでも、双島沖や浅地、下浅地、島廻りなどの外洋ポイントを目指すなら見つけるかも。
でも串本海中公園、センターウェルさん、赤鯱さんが見つけたことをネットで公開したので、今串本のサービス中にバーっと広まって大騒ぎになっているはず。
しばらくは袋港から出港するダイビングボートが、サンビラ、イスズミ礁、吉右衛門出し、塔の沖あたりを目指すことが増えるかも。浅地とかの外洋ポイントは誰でもホイホイと入れていいポイントではないけれど、双島の内側は初心者もOKなポイントなので、袋港から一番遠い初心者向けポイントということで、しばらくは本数は増えるかも。
有田港を起点とするダイビングボートは、潮岬付近の住崎、グラスワールド、備前、(今は定置網のメンテナスが終わってクローズされてるけど) アンドの鼻との往復では、サンビラやイスズミ礁の辺りを必ず通るので、そこに浮かんでいたら絶対目にすることになる。光や波の加減で気が付かないこともあるかもしれないけど
行きは潜るためにボートを走らせてるから寄らないと思うけど、1 ボート終えた帰りなら、ちょっと気になるから見に行こうってなるのが自然。
死んだ個体を見るのって楽しいものではないし、この子はぼくらに何かを教えるために生きてそして死んでいったわけではないけれど、やっぱり自然ってこうなんだ、って改めて勉強になる。
ぼくたち人間だって他の動物からしたら風変わりな死に方かも知れないけど、いずれ必ず死ぬわけだし、やはりいろいろ心に浮かぶ。
人間臭くて申し訳ないけど……合掌……